フォトアルバム

Live Moon

twitter

更新ブログ

Powered by Six Apart

カウンター♪

アクセス

最近のトラックバック

« 「シャンバラ・マルシェ」参加してきました♪ | メイン | 集まろう ストップ再稼働! 12.15 in 川内 »

メチル水銀中毒について

今日、水俣病について、
熊本大学の教授のお話が聴けるとの事で行ってきました。

私が思っていた「水俣病」は、

水俣で原因不明の難病が流行りだし、
チッソの排水が疑われたが、それを証明するために
時間がかかり、被害者が増えてしまった。
水俣病の原因である、メチル水銀が体に悪いものであるという事は、
水俣で初めて分かった事。

という感じ。

しかし、事実は全く違うものでした。

チッソが出来る前から、メチル水銀の毒性は発見され
論文や本に情報は収められ、
熊本大学にも、それらの情報は「本」として入っていたのです。

そして、ドイツにもチッソと同じような会社があり、
そこでは従業員にメチル水銀による中枢神経系症がが出てる事がわかり、
工場の廃液を川に流さず、地中に埋めたので
水俣のような事は起こらなかったそうです。

1956年「水俣病」を公式確認したにも関わらず、
水銀を使う方法を、12年間もやめなかったのは
アセトアルデヒドが石油から簡単にできる方法が発見された後、
大きなプラントで製造が出来るようになるまで
水銀を使う方法を続けるようにと、国が支持していたそうです。


メチル水銀の情報を、誰も本当に知らなかったのか?
知っていたけど、経済のために多少の犠牲は仕方ないと思ったのか?
海に流せば、薄まるから大丈夫と思っていたのか?
殺された400匹の猫たちは、無駄死にだったのか?
1956年の公式確認の後12年間、海に流す以外の事を
考えられなかったのか?


「水俣病」は水俣病ではなかったんだ・・・
「水俣病」にさせられたんだ、と思いました。

水俣で起こった事、詳しく知りたいと思います。


コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。