「飼い主の都合 猫ほんろう」
読売新聞3月16日(金)の朝刊、
「環境ルネサンス」という記事があり
その日の内容は犬猫の殺処分についてであった。
「飼い主の都合 猫ほんろう」がサブタイトル。
全国で年間に殺処分される犬猫は計33万匹（2004年度環境省調べ）。
このうち猫の殺処分数は23万匹。
猫の殺処分数は20年もの間、横ばい状態だという。
記事より抜粋
『東京大学の林良博教授(獣医学)によると、
ペットの殺処分は自己責任が原則の国が多い。
「欧米では、飼い主の胸に抱かれた犬や猫に獣医師が
注射を打つ。日本では73年、動物愛護法で飼い主の責任が
強調されたが、行政任せのやり方は、
社会が未成熟な証しではないか」と指摘する。』
私は人づてに○○さんが、飼っている犬が産んだ子犬達を
保健所に渡したという話を聞いた。
「産んじゃったから、連れて行ってもらった。」
そんな感覚だったようだ。
あまり知る人ではないけれど、愕然とした覚えがある。
そしてたまにだけど会うたびに、子犬を保健所で殺した人だって思う。
この人は、どうやって殺されるのかも知らないんじゃないかと思う。
犬猫を保健所に渡す人は、
自分が飼っていた命の行方が気にならないんだろうか？
記事の通り、行政任せ過ぎると思う。
全国の殺処分が行われる「動物愛護センター」。
行政が運営しているのだから、もちろん税金。
多くの人に事実を知ってほしいと思う。
犬猫は安楽死ではありません。
ドリームボックスと呼ばれる箱に入れられ
炭酸ガスを注入されて、もがき苦しんで死んでいきます。
それが人に安全で、安くつくからです。
そして、その後は自動で焼却炉に投入されます。
殺す役目を負う人は、獣医師免許を持った方です。
去勢・避妊手術をするのは、かわいそう、という声があるのは事実。
でも犬猫は年に2回は出産します。
1度に3匹～5匹。
その子たちに里親を見つけてあげられますか？
見つかれなければ、全部面倒みてあげられますか？
猫の場合、単純に計算すると1年で74匹に増えるらしいです。
その猫達に責任持てますか？
参考になる本
「ドリームボックス～殺されてゆくペットたち」 小林 照幸（著）
「どうぶつたちへのレクイエム」 児玉小枝（著）
私もみいと生活しはじめたとき、避妊手術するかしないかで家族三人ですごい悩みました。一回くらい産ませようか、でも産ませてからの避妊手術じゃ本人も・・・。などなど・・。結局、子猫のうちに手術に踏み切りました。どの選択方法がよかったのか、よくわかりませんが、責任をもって一生みいと一緒に過ごしていきたいという思いが強かったので、この選択を選びました。責任をもってみいと仲良く過ごしていきたいと思います。また、飼い主の都合で、捨てられる動物たちがいなくなるといいなぁと思いながら・・・。責任を持って一緒に過ごしてほしいと思います。
投稿： みいのすけ | 2007年3月19日 (月) 21:20
☆ﾐ みいのすけさん
ご家族全員で話し合ったんですね～。
みいちゃん、幸せですね。(^^)
手術費用は高いし、お腹を切るのはコワイですが、
それが責任を持つ事ですもんね。
それにしても猫は人間と違って、痛点が違うのか
手術して退院後、すぐ走り回りますよね～。
痛くないのかなぁ？すごい生命力です。(^_^)
投稿： ねこみち | 2007年3月19日 (月) 22:09
こんばんはm(__)m
僕も、１年半位前まで、猫を飼っていました。亡くなったんです。ある日、めったに２階に上がってこないのに、上がってきて、僕のそばを離れないんです。息が苦しそうで、肩で息をしていました。そして少し離れていって、ジーッと僕を見つめていました。今、思うと、それが、彼の最後の僕へのメッセージだったのかもしれません、、、。次の日、朝一番で、車を１時間半位飛ばして（ホントに飛ばして！）動物病院へ連れて行きました。酸素箱に入れられて、入院でした。癌でした。２・３日して亡くなりました。悲しくて、涙が止まりませんでした。それから、半年位経って、ふと携帯の画像を見たら、彼の写真が出てきて、また、涙が止まらなくなりました。多分、２０分位泣いていました。
やっぱり、飼う人は、責任を持たなきゃ、ダメですよね！愛情かけて、手間がかかるから、可愛いって思えるんですよね！
今でも、時たま、夢に出てきます、、、。
投稿： かず | 2007年3月20日 (火) 21:41
☆ﾐ かずさん
猫ちゃん、最期を悟って、かずさんのとなりにいたんでしょうね。
かずさんの事、大好きだったんですね。
コメント読んでて、うるっときてしまいました。
私も以前、飼っていた犬が亡くなった時は、泣きはらしましたねー。(^_^;)
1ヶ月くらい立ち直れなかったなぁ。
夢に出てくるって事は、今も見守ってくれてるのかもしれませんね～。(^^)
投稿： ねこみち | 2007年3月21日 (水) 22:05