「1/4の奇跡」
購読しているメルマガで紹介されていた本。
「1/4の奇跡」
「昔、アフリカのある村で、
マラリアが猛威をふるい、絶滅するほどの病死者が出でも、
必ず生き残るグループがいた。
そのメカニズムを知るため、多くの研究者が調査を行い、
マラリアが多く発生する地域では、ある一定の割合で
伝染病に強い突然変異遺伝子を持つ人がいる事がわかった。
そして、その強い遺伝子を持つ人が生まれる時、
高い確率で、そのきょうだいに重い障がいを持つ人が現れる。
その確率は4分の1。」
という内容に興味を持って、買ってみました。
でも、期待はずれだったかな
この遺伝の事を言及してるのかと思って購入しましたが、
大部分が、養護学校の先生である山元加津子さんと
生徒さんとのエピソードでした。
大阪大学教授の「進化実験」の話は、おもしろかったです。
(説明できん・・・)
障がいを持つ人の特殊な能力についても、少し触れています。
頭の中に、何百年分ものカレンダーが入っていたり、
見たものをそのまま描いたり。
ペルーのインカ文明では、障がいのあった人を大事にしていたようです。
ナスカの地上絵、カミソリ1枚も入らないほど、
大きな石を積み上げた石垣を作る際に
障がいのある人の特殊能力が使われたのでは?と
山元さんは考えていらっしゃるようです。
健常者のために障がい者が存在する、
障がい者はすばらしい能力を持っている、と
ちょっと崇めすぎな印象を受けたのは否めません。
けれど、ふと思ったのは、世界が資本主義じゃなければ、
障がいのある人の扱いって
変わってくるんじゃないかなと。
今、私が知っている世界は、すべてではないだろうから。
その話は「迷惑な進化」という本に詳しく出てましたよ。ヘモクロマトーシスや糖尿病などもそうらしいです。ねこみちさんが読みたかった本は、たぶん、こちらでしょう。
投稿: スプーン | 2010年7月 9日 (金) 15:35
☆彡 スプーンさん

)
「迷惑な進化」おもしろそうな本ですね
ご紹介ありがとうございます。
難解そうですね
いつか挑戦してみます。
(って、いつかはなかなか来ないんですが、意識しときます
投稿: ねこみち | 2010年7月 9日 (金) 23:56