「日本人が知らない恐るべき真実」
はじめに
第1章 日本国破産今そこにある危機
* 日本は既に財政破綻している!?
* 国債を買い支える金融機関
* 日本は官制経済国家
* どうしてこんなことに-財政史からみる財政破綻の原因-
* 国家破産の方程式
* IMFは日本を救えるか!?
* 出口なし!
* 驚くほど簡単な財政破綻回避策-発想を転換しよう-
第2章 グローバリゼーションはユートピアを実現するか?
* 広がる経済格差
* 植民地支配の歴史
* 第二の植民地政策-債務という鎖による支配-
* マネーゲームの功罪
* ODAは途上国のためのものか?
* グローバリゼーション推進者の正体
* 国際通貨基金(IMF)
* 世界銀行
* 世界貿易機関(WTO)
* 世界を「売り物」にする多国籍企業-企業という名の精神病質者-
第3章 国際金融資本に支配される世界
* 国際金融資本に支配される世界
* 迫害から生まれた金融システム
* 世界最大の金融財閥ロスチャイルド一族
* 世界最強の通貨「ドル」の力
* 外国資本が所有する米国中央銀行FRB
*“無”から創造されるお金
第4章 お金の秘密
* お金の秘密
* お金の歴史
* お金のシステムがもたらす問題
* 利子の問題点
* 強制される経済成長
* 広がる経済格差
* 効率化という名の「どん底に向けての競争」
* 移動する資本
* 銀行を通した地方から中央へのお金の転移
第5章 もうひとつのお金は可能だ
* もうひとつの「お金」は可能だ!
* 日本は土地本位制
* 日本の景気対策が効かない理由
* もうひとつのお金“地域通貨”
* 忘れられた経済学者シルビオ・ゲゼル
* 自由貨幣理論
* ヴェルグルの労働証明書
* 財担保通貨「コンスタンツ」
* 労働証明書=地域通貨=政府貨幣=減価公債?
* お金を民主化する
* 交易には財担保通貨を
* インフレにはならないのか?
* 消費の拡大による環境破壊は起きないのか?
* 法律は誰のためのもの
* 新しい貨幣システムを実現しよう!
* 補完通貨としての地域通貨
* 陽経済と陰経済
* あとがきにかえて-もうひとつのお金がつくる、もうひとつの世界-
「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った」安部芳裕 著も読みましたが
こちらは歴史が多くて、歴史、地理の苦手な私には、
なかなか頭に入らなかったです
私には「日本人が知らない恐るべき真実」の方が、とっても読みやすかったです。
かなり、おススメです
表紙はおちゃらけてますが(このイラストレーターさん好きですが)
内容は、もくじの通り、いたってまじめです。
今の経済の制度では、
経済成長し続けないといけないらしいです。
そして椅子取りゲームのように
必ずあぶれる人が出てくるシステムです。
例えば、自給自足をしている村に
お金を使ってやりとりすれば便利だよって
10万円渡されたとします。
お金を使ってやり取りするようになった1年後、
「10万円は貸したお金です。利子をつけて11万円返して下さい。」と
言われました。
余分の1万円は存在しないのです。
その村には1万円札が10枚しかないのですから。
なので借金をして返す事になります。
ここで、うわ~と思われた方、ぜひ読んでみて下さい
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