ねこの道しるべ: 自覚

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映画『ライムライト』で、チャップリンは世間の一般大衆についてこう語った。
『彼らは個人的には良い人達なんだけど、集団になると頭のない怪物になる。
どちらの方向を向くかも分からないし、どちらの方向に頭を向けさせられるかも、
自覚していない』

自分の心で感じ、考え、判断し行動する。
そして、その行動の結果に責任を持つ。

この事に気づいたのは、２０代半ば。
それまで、私はそういう自覚はなく
人や世間の考えを受け入れ、
「自分」をもっていなかったと思う。
だから「気づいた」時には、愕然としました

世間に影響され（その自覚さえもなく）、自分の行動に無責任であり
思い通りにいかない事を、世間や人のせいにしてきたな・・・と。

原発の問題にしても、
スルーする、自分には関係ない、という選択も
私みたいに、アホみたいに

動くのもアリなわけです。
そして結果は、それぞれ受け入れるんです。
結果とは、目に見えるものだけでなく
起こってくる感情にもいえること。

私は、それを受け止めながら、
やはり自分の心に響く方へ向かっていきます。
自分をだます事はできないですから

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