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~放射能0米への挑戦~

水俣での講演会のお知らせです。
詳しくはリンクのPDFをご覧ください。

~放射能0米への挑戦~吉成邦市講演会@水俣市
日時:2013年2月16日(土)
19:00~21:00
場所:水俣市公民館ホール
資料代:500円(天栄米おにぎり付き)
連絡先:葛西・木下(相思社:0966-63-5800
...
↓チラシのPDFです。ダウンロードしてお使いください
http://goo.gl/y5uAK

天栄村は、福島県のまん中からやや南、中通りから会津地方に広がる、里山に囲まれた農村。ミネラル豊富な源流水と自然環境が豊かな米を育んできた。これまで吉成邦市さんは農家グループ=天栄米栽培研究会を結成し、全国に天栄米を知らしめてきた。有機漢方の米づくりの普及・発展にも取り組んできた。米のコンクール「米・食味分析鑑定コンクール国際大 会」では5年連続で金賞を受賞している。

しかし、そんな天栄村の農業に2011 年3月、福島第一原発事故が襲いかかる。天栄村は福島第一原発から約70km。

事故直後、国は農地の放射性セシウムが5000 ベクレル/ kg を超えたところでは稲の作付制限を行うとした。天栄村は1128 ベクレル。米の放射能の基準値は暫定的に500ベクレル以下と設定された。しかし会のメンバーは悩む。500 ベクレル以下という国の基準を満たせばよいのか、それとも限りなくゼロに近づけるのか。

吉成さんは「相手の立場に立って考える。子どもがいて、放射性物質が入ったものを食べさせたい親は世の中にひとりもいない。自分だって内部被ばくする食物を食べたくはない。」そう考え、目標値を「ゼロ」(=測定限界以下)と決めた。そこから吉成さんたちの挑戦が始まる。

カリウム、ゼオライト、プルシアンブルーなどの散布。米に土壌のセシウムがいかないような、あらゆる方法を試みた……。

現在、福島の農産品は、放射能が検出され出荷できないものがある一方で、福島産と付くだけで放射能の有無に関わらず忌避されるという状態が続いている。

水俣病(=水銀中毒)という実害と、水俣産と付くだけで農産品も売れないという風評被害に見舞われた、かつての水俣と似ている状況にある。

しかしいま、天栄村役場では2台の機器がフル稼働し、1年間に300ヶ所以上の米が持ち込まれ測定され、すべて測定限界以下の値を出している。

危険なものは食べたくない、売りたくない。安全なものを食べたい、売りたい。そういうあたりまえの願望を貫きたいというひとたちがいる。
知識や技術、思いが揃っている。

だからもう水俣の苦難を繰り返してほしくない。そして水俣の克服をみてほしい。

吉成さんとの出会いを通して、食の安心・安全にたいする新しい取り組み方を模索したい。

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