ねこの道しるべ

今朝、夜明け前に目が覚めた。
暴言を吐く父親の声を録音した方がいいかも・・・と
ふと思い立ち、ボイスレコーダーの相場を知るべくパソコンを立ち上げた。
午前中、電気屋さんに行って来ようと決めて、
そういえば、夜聴いた中島みゆきさんの歌のタイトルなんだったかなと
思って、検索。
「糸」
その歌詞を読んだら、涙がハラハラと流れてきて
思わず、朝の６時からブログをアップした。(^_^;)

人との出会いは奇跡のようだ。
親だって私の親は、この人達しかいないのだ。

逢うべき糸に　出逢えることを
　　人は　仕合わせと呼びます

親に出逢えた事も幸せのひとつ。
そう感じて、パソコンを閉じてベットに潜った後も
ハラハラハラハラと涙が流れた。

斎藤ひとりさんの本に「劣等感」についての本があったのを思い出し
ベットに寝転びながら読み返す。
まさに父の事。
１回目読んだ時とは、全然違う重みを感じた。
父はどれだけの劣等感を感じて生きてきたんだろうか。


朝、父に会った時
なんか子供のように泣いてしまった。
（しゃっくり止まらんみたいな）
そして父に
「ゴメンね。そんな嫌な思いしてると思わなかった」と伝えた。
「わしも言い過ぎた。ゴメン」と父は言った。
父が謝るのを初めて聞いた気がする。

その後、にゃんこのゴハンを準備しつつも
涙は流れ続け、私はそのまま自分の部屋で気が済むまで泣いた。

氷が少し溶けたような、そんな感じ。