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「クマと もりと ひと」

先日、「クマと もりと ひと」という本を
水俣のBOXさんで購入しました。

野生動物が人里に降りて来て
畑を荒らし、有害獣として殺されるというニュースは
たまにテレビで見ます。
生活する場がなくて仕方なく降りてくるんだろうとは思っていました。
でも日本には、まだまだたくさんの自然があると思っていました。

でも、そうじゃないらしい。

日本の山は戦後、拡大造林という国策によって
スギとヒノキだけの人口林に変わっていったそうです。
スギ、ヒノキの針葉樹の森には、野生動物のねぐらとえさ場はありません。

理由:ねぐら・・・うろのある巨木が切られたため。
    えさ場・・・スギ・ヒノキの葉は苦くて食べられない。
          クマなどのえさとなる実がならない。

今、クマが絶滅の危機をむかえているそうです。
クマは本来、人を襲う習性はないそうです。
見かけと正反対で臆病で、食事の99%が植物、
1%が肉食(といっても昆虫、サワガニなど)
そのクマが人里に降りてくるというのは、よっぽどな状況だと想像できます。


スギ、ヒノキの人工林は、除伐、枝打ち、間伐といった
人が手を加えないと維持できない森なんだそうです。
戦後、人工林を増やしたものの、
林野庁が破綻し、今では放置された人工林が多いそうです。
放置された人工林の地面には、1年中陽が射さず、
草が生えず、雨水をためる事ができません。
水をためる事が出来ないから、洪水が起きやすくなります。
水は森で育まれるんですね。
森がなくなるという事は、生活の基盤がなくなるという事だと思います。

この本を読んで、「木を植えた男」という
色鉛筆のアニメーションを思い出しました。
10年以上前に見た映画です。
30分くらいの短い作品ですが、
とても深くて、あたたかい映画です。
そして、先日てんつくマンさんのイベントで購入したDVDに
中国での植林の写真が入っていました。
HPの真ん中あたりに、スライドショーがあります。
その中で60年も植林を続けてる方の紹介がありました。

「知る事」が出来てよかったです。
最近、森を見る目が変わってきました。
まず知る事、ホント大事ですね。
自分が出来る事、やっていきます。

日本熊森協会http://homepage2.nifty.com/kumamori/
Photo


コメント

先日の、てんつくマン個展でも出愛をありがとうございます☆
クマと森と人。。。今年も去年に引き続き!(^^)!鹿児島で動きがあるみたいですよん♪おたのしみあれ☆

☆彡 Mちゃんかな?
Iちゃんに「クマと森と人」の話をしたら
Mちゃん、スタッフやってたよ~と聞いてびっくりでした。
情報お願いしますねsign01

いつも、いつも、ねこみちさんの、視野の広さには、感心致します。
僕は、日本の事を、「自然が豊かで、四季折々で、水がおいしく、、、etc」と思っていて、自分は、日本に生まれて良かった!と思っていました。
が、実際は、日本の自然は、危機に瀕しているんですね、、、。
多少は、分かっていましたが、ここまでとは、、、。
僕も、「時空機動隊」のスタッフの1人として、自分で出来る、「環境保全」に取り組み、「時空機動隊」で、みんなに訴えていきたいと思います!

☆彡 かずさん
偶然、この本に出会って、
100円だし、読みやすそうなので買ってみたんです。
そしたらこんな現状だったとはsign02と驚いています。
ぜひぜひ「時空機動隊」の皆様も、訴えていってほしいですsign01
自然は人が作りだせるのもじゃないですもんね。
皆で大事にしていきましょうconfident

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