「始めよう。瞑想」
過去や未来を思い煩うことなく、
「今ここ」を生きるには、どうしたらいいんだろう。
「空」という状態になるにはどうしたらいいんだろう。
ちょっと仏教の内容を読む事があり、真剣に考えてました。
どっか修行に行こうかなとか。
現実逃避か・・・![]()
(仏教って理論的なんですね。知らなかった![]()
けど宗教の大本の教えと、宗教はまったく別物と思います。)
その時に、出会った本。
「瞑想」って、以前なら目につかなかっただろうなぁと思います。
文庫で安いので、さほど期待せず買ってみたのでした。
「始めよう。瞑想」
で、やってみた。
ら、かなりおもしろい事が判明![]()
わずか15分なんですが、集中出来た時は、
後半、頭がしーんと静かになります。
そして感じるのは自己肯定感。
なんだろー、これ![]()
まだ始めたばかりなので、瞑想による効果を
しっかりと感じてるわけじゃないですが続けてみようかなと。
瞑想っていろいろ効果はあるようですが、
そのひとつに、頭のデフラグになり、熟睡できるようになるそうです。
眠りには、レム睡眠、ノンレム睡眠というのがあり
約2時間おきにレム睡眠約15分間やってきます。
その状態の時に、記憶の整理をしてるそうです。
(なのでその時は眠っていても、頭は活発に動いています。)
瞑想は、そのレム睡眠と同じで、記憶、思考の整理ができる。
なので睡眠時間を減らすことも出来るらしい。
(これ、できるようになったら、かなり助かる
)
以下、なるほどー
って思った箇所を載せます。
人は、自分にも他人にもたくさんのレッテルを貼っています。
それがたぶんプログラム。
そのプログラムを捨てられたら、かなり楽だし、
ストレスなくなるだろうなぁ。
人間の「思考」はさまざまな「欲」で動いていますが、
その欲で動いている「思考」を「牛(欲牛)」にたとえて
分かりやすく説明してみます。
あれこれ考えてくれている自分の「思考(頭)」を「牛(欲牛)」に見立てて、
十段階に順に並べると次のようになります。
1.もともと主人に従順な楽しい牛がいる。
(主人=自分、牛=思考する"頭")
2.牛は物を覚えていく。
("頭"は学習して、それをプログラム化する)
3.次第に牛が勝手に動くようになっていく。
("頭"は獲得したプログラムに従って一人歩きを始める)
4.すると主人が不要になる。
(自分の本意と関係なく、"頭"は勝手に思考するようになってしまう)
5.自分の人生が自分の人生でなくなる不幸の始まり。
(自分の本意に反した思考や行動をとるようになってしまう)
6.そこで主人に返り咲くための工夫をする。
("頭"を自分の本意に従わせる作業)
7.牛を注意深く見張って勝手に動かさないようにする。
("頭"が勝手に動く様子を観察する〈観照〉)
8.今は不要となったプログラムは捨てる。
(現在の自分の本位で判断できるようにする〈再解釈〉)
9.するともともとの楽しい牛に戻る。
(自分に従順な本来の"頭"に戻る)
10.牛も自分も天国に居る至福を味わえる。
(自分も"頭"も同じ幸福感に浸れる)
つまり、「牛」=「頭(思考)」は本来の自分ではないのですが、
いつの間にか、同化してしまっています。
瞑想はその「牛」(本来の自分ではない「頭(思考)」)を
客観的に観察〈観照〉し、また、本来の自分を取り戻せることのできる優れた行為ということなのです。

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