「あほやけど、ノリオ」
以前、てんつくマンさんのメルマガで紹介されてて、
おもしろそうなので読んでみました。
「あほやけど、ノリオ」
噺家の露の団六さんが、ダウン症のお兄さんのことを
おもしろおかしく書いてます。
話の中で「あんたんとこの、あほの兄貴が~」とか出てきますが、
関西弁の「あほ」ってなんかあったかい
関西弁、ええなぁ
世の中には、いろんな障がい者がいて、
いろんな障がい者の親やきょうだいがいる。
「障がい」といっても、皆それぞれに違った障がいをもってて、
本人も家族にも、それぞれの苦労があって。
経験の違いはあれど、団六さんの「きょうだい」としての気持ちは分かる。
もう十二分に。
団六さんは子どもが生まれる時、
やっぱり、もうダウン症の子は生まれてほしくないって思ったそう。
そりゃ障がいのある子がほしいと思う人は、誰もいないですよね。
でも、よそで生まれるんなら、うちに来いって思ったそう。
うちなら、最初から笑って受け入れられるからって。
強いなー、団六さん
あとがきには、きょうだいに向けてのエールがありました。
一部、抜粋。
ノリオの「きょうだい」の皆さん。
就職とか、結婚とか、人生の節目には、いやでも、ノリオのことを
考えないといけない、と思う。悩んでください。
それが、ノリオという最高の「きょうだい」を貰った我々の人生のプログラムです。
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